コロナショックで一般的になったものにリモートワークがあります。
実はこの先に大きな変革が待ち受けています。
それがデジタルトランスフォメーション(DX)です。
今回はこのDXとは何か、またどのように利用して行ったらよいかについて
解説してゆきます。
この記事を読むとデジタルトランスフォメーションのことが分かり、先取りして
仕事や投資に生かしていくことができると思います。
目次
デジタルトランスフォメーションの言葉の意味
デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation; DX)とはデジタル変革と訳されます。
2004年にスウェーデンの大学教授が提唱した概念だそうです。
略称はDTではなくDXの理由は、「Trans」を「X」と略すことが一般的な英語圏の表記に準じているためです。
言葉の意味は「進化したテクノロジー=デジタル技術が社会に浸透していくことで人々の生活をより良いものへと変革すること」となります。
デジタルトランスフォーメーションが及ぼすのは単なる「変化」ではなく、
デジタル技術による旧来とは全く違う変革を意味します。
すなわち、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的な
イノベーションをもたらすもので、もうすでに我々の生活に入り込んでいるものもあります。
まず基盤となるテクノロジーにはどんなものがあるか見てゆきます。
デジタルトランスウォメーションの基礎テクノロジー
- AI,IoT、5G
- ビッグデータ
- AR/VR
- 3Dプリンタ
- デジタルツイン
- ブロックチェーン
- 量子コンピューティング
- 脳波 ニューロン
すでにおなじみのものが多いですね
GAFAと言われるgoogle、apple、facebook,Amazonでもすでに利用されているものもあります。
これらのテクノロジーは既存のテクノロジーに取り替わってゆきます。
デジタルトランスフォ-メーションの実例を言うと
こういったテクノロジーの進化を取り入れて、従来の業務に取り換え、顧客の業務の改善につなげるまでが
デジタルトランスフォーメーションです。
例えばリモートワークはクラウドサービスというテクノロジーがないと成り立ちませんが
それだけでは効果は限定的でリモートワークという形になって初めて価値が大きくなるわけです。
あるいはZOOMなどの会議アプリなどもそういった利便性を提供します。
VRで行う遠隔医療は従来の対面医療をデジタルに取り換えたことだけでなく、
過疎地や診療に来ることが出来ない患者の診察も
可能なるという付加価値をつける点に意義があります。
もう一つ実例を言うとデジタルツインがあります。
例えば写真のように車の製造工程をデジタルにコピーして工程や問題点などの検討をすることなどです。
コストをかけずに製造効率をアップさせたりできます。
取り入れない企業は滅びる
GAFAやBATと言われるアメリカや中国の企業が伸びた背景にはこれらのデジタル技術(例えばビッグデータ)を取り入れ、それを利用したことにあります。
言い換えるとこれらの企業はビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、
ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、企業風土等を変革し、
競争上の優位性を確立したといえます。
どのように利用し付き合ったらよいか
以上簡単に見てきましたが、ビッグデータを活用してgoogleやamazonが勝ち残ったように、日本の企業もデジタルテクノロジー(例えばIot)を利用して新たな付加価値を生み出さねば生き残ってゆくことはできません。
逆に言えばこの分野で先を進む企業には大きな将来があるといえます。
皆さんも今後仕事や投資先を選ぶのにデジタルトランスフォメーション企業は欠かせないものとなります。
コメント