NHKスペシャルから名づけられた「老後破産」という言葉
現在600万人いる一人暮らし高齢者(65歳以上)のうち
200万人が年収150万以下の生活保護基準以下
悠々自適な老後を送れるはずだったのに、気がつけば、想像だにしない厳しい現実と向き合わざるを得ない、破産状態に陥る高齢者がいま急増しています。
2017年9月28日に放映されたNHKスペシャル『老人漂流社会〝老後破産〟の現実』では、「生活保護水準以下の収入しかないにもかかわらず、保護を受けていない」破産状態にある高齢者の現状を「老後破産」と呼び、特集を組みました。
いったい破産世帯はどれくらい存在するのか。河合克義明治学院大教授が語る。
「私たちが実施した東京都港区と山形県における調査では、生活保護基準よりも低年収である高齢世帯の割合がどちらも56%と、高齢世帯のほぼ半数にのぼることがわかっています。現在、一人暮らしの高齢世帯はおよそ600万人。推定で300万人が低年収世帯と言ってよいでしょう」
そこから、生活保護を受給している高齢世帯を差し引いた、200万以上もの人々が老後破産の状態にあると推定される。日本全国で65歳以上の高齢者の数は3200万人。およそ16人に1人が老後破産の状態にあり、独居高齢者に限れば3人に1人にも上る。
これらの人々は実質老後破産といわれています。
老後破産の辛さは3Bといわれています。
貧乏(B)
ぼっち(B)
病気(B)
お金が無いことより辛いと思われるのが、友人や知り合いがいなくなってしまったという事。
つまりこの3Bの中孤独死するしかないというのです。
老後のお金の準備できていますか?
65歳になってからでは遅いですよ。今から準備してゆきましょう。
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