医療保険は基本必要なしその理由と本当に必要な保険をお教えします

リスク管理

多く寄せられる質問に、医療保険はどんな保険がいいのかという質問があります。

そこで医療保険は、本当に必要なのかどうかについて書くことにしました。

医療保険に入ろうかどうか迷っている方

病気・早死にのリスクが心配な方の悩みにお答えします。

さらに本当に必要な保険をお教えしたいと思います。

医療保険は基本ムダ=必要なし

医療保険に入ろうか迷っているあなた

医療保険は基本ムダで入る必要はありません。

こんな声が聞こえます。

病気になったら大変。医療費が足らなくなったらどうするの
ガンは半分の人がなるというので備えなくっちゃ。
もし早死にしたら残された家族が心配。

しかし、お金が足らないと心配とか、どれくらい必要でいつ必要になるのか考えていますか?

それもわからずやみくもに不安に駆られるのは

FPの私がゆうのも何ですか、保険会社のCMに踊らされているのです。

ではいらない理由を述べます。

記事中、保険金額が出てきます。保険料は年齢によって異なります。
いろんな年齢の方がおられると思いますがすべての年齢別には書けないので40歳男性を基準にしています。40歳より上の方は保険料が上がりそれ以下の方は下がります。

いらない理由

その1 公的保険でカバーされている

日本では国民のほとんどが公的保険に加入していますね。

それには高額医療費制度というのがあります。

役所や会社に請求すればいつでも高額医療費限度額認定証というのがもらえます。

実はこれが最強の医療保険なのです。

適用区分 ウ となっていますね。これは次の表の③区分に当たります。

これは1か月単位で40歳会社員ならこのあたりですね。月8万円です。
ガンになっても入院しても手術をしても月額の負担は80.100円まで。
しかも3か月目からは44000円に負担が下がるので、半年入院しても負担はMAX40万くらいです。
半年入院というのは結構重病で若い間にそう何度もなるものではありませんね。
これくらいなら貯金で賄った方がよくないですか?

その2 費用対効果が合わない

これを掛け捨て型医療保険に入るとどうなるか?

  • 入院1日1万円
  • ガン 診断給付金 80万円
  • 手術5万円から20万円
  • 先進医療 重粒子線治療 300万円○○ネット保険 おすすめコース40歳で6869円でした。
    これを85歳までかけると6869x12x45=3709260円!
    なんと370万円
    さっきの計算はMAX34万円でしたね。
    ガンになって半年入院してももらえるのは80+180=260万円まだ元が取れません!
    保険会社のパンフに書いてある先進医療の重粒子線治療ですが、これを受けた人は1年間で数千人でがん患者の0.1%程度です。
    期待値は3000000x0.001=3000円にしかなりません。
    必要なければ医者も進めませんし、これでがんが治るわけでもありません。

その3 医療保険ではリスクカバーできない

医療保険の守備範囲は狭くて通院を保障してくれません。
給付されるのは入院と手術だけです。
ほかの用途には使えません。

個室などの差額ベッド料や食事代も出ません。
勿論収入が保証されるわけでもありません。
それなら貯金でためておいた方が良い
もしくは投資で増えます。
貯金なら使途は制限されませんが、保険は医療費に使えるだけです。

また医療保険が本当に必要になるのは60歳以降です。

年齢別のガン発症率のグラフをご覧ください。
女性は30-45歳くらいを除いて(これは乳がんのせい)男性よりガンになりにくいのです。

最終的に半分の人ががんになるのは本当ですがそれは70歳とかずっと先。
その頃は現役が終わって掛け金が負担となってきますが解約してしまうと
そこから保証はありません。また掛け捨てなので1円も返ってきません。
370万円を貯めたほうが良いのです。

リスクへの備え方 本当に必要な保険

医療保険に入る理由はないことが分かりましたが
不安はまだ残っていますね?

病気になると収入がなくなる。
早死にすると残された家族の生活が心配
親の介護ができなくなくなる

病気の時の収入保障と死亡保障の問題ですね
収入保障保険と生命(死亡保険)について考えてみたいと思います。
これについても傷病手当と障害年金という手厚い公的保険があります。

死亡時も死亡退職金や非課税制度などの制度が利用できます。

これについては本当に若死にするリスクを心配される方は入ってくださいと言えます。

普通の方はあまり若い時(独身時代)からこれらの保険に入る必要はありません。

死亡確率が上がるのも60歳以降なので費用対効果を考えましょう。

60歳までの死亡率は男性で8.1%。女性で4.3%なので女性の方は入る必要があまりないのではないでしょうか。
掛け金はネット保険で40歳男性なら1000万円で月額2330円でした。
40歳で加入して60歳で亡くなると2330x12x20=559,200円
これなら貯金しても1000万貰った方がいいですね。

ですので若死にするリスクを心配される方は掛け捨てタイプの死亡保険は入ってよいと思います。

ただし終身保険や積み立て型はやめましょう。保険会社のひんぱんなCM料や高い社員の給料を支払うのはあなたになります。
現在手数料が殆どタダ(0.1%とか)の投資信託が出ていますのでそちらにしましょう。

収入保障保険も公的保険の足らない部分にとどめるべきです。

この問題については長くなりますので稿を改めて解説したいと思います。

まとめ

医療保険は掛け金が安いことから見逃されがちですが、ちりも積もれば山となる。
また本当に必要な時に掛け金が負担になるやっかいな存在です。
自由度の高い貯金や増える可能性のある投資や資産購入に回して賢くリスクに対応してゆきましょう。

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