生命保険にある2つの種類
定期保険と終身保険
一見保障期間の違いだけに見えますが
実はこの二つは全く異なる保険なんです。
この違いと入るべきなのかどうかについて解説します。
この記事では
定期保険と終身保険の違いが分かり、
どちらも入るべきでは無いというのが分かります。
一応二つの種類について解説しますね。
目次
定期保険とは
定期保険とは、一定の期間にのみ、保障が支払われるタイプの保険です。
また貯蓄性のあるのが特徴です。
加入期間や更新について
定期保険は、保険期間が10年などの比較的短い期間の「更新型」と、保険期間が40~50年の「全期型」に分けられます。
更新型とは、契約期間が終了するたびに、その時の年齢に応じて保険料を改定していく保険です。
一方全期型は、契約期間を通じて保険料が一定です。
逓減型か年金型か
定期保険の保障額の受け取り方法には「逓減型」または「年金型」のいずれかを選べます
毎年一定の割合で保障額が減少していくのが「逓減型」で、毎年一定なのが「年金型」です。
子供がいる家庭の場合、子供が大きくなるまでで、多額の保証はいいと考えると、逓減型を選んだ方が保険料が安くなります。
年金型は毎月のお給料のように、決まった額を毎月受けとることができ、安定した保障を受け続けられます。
解約返戻金・満期保険金について
定期保険の特徴として解約返戻金や満期保険金が全くない、あるいはほとんどないことが挙げられます。
定期保険はこれらの保障がない「掛け捨て型保険」のため、その分保険料が安く抑えられています。
終身保険とは
終身保険とは、定期保険とは違って保障が一生涯続きます。
保障内容や保険料について
保障は死亡した時、あるいは高度障害状態になってしまった時に保険金が支払われます。保険料は定期保険よりは高くお勧めできません。
解約返戻金について
終身保険には解約返戻金があるため、貯蓄型の保険になります。
死亡保障が必要なくなった時に契約を解除することで、解約返戻金を受け取れるので一定貯蓄の役割を果たします。とはいえ、掛け金をやっと超えるのが精々というレベルで、これは保険の手数料の高さを考えると容易に想像できます。
しかも契約後すぐに解約してしまうと解約返戻金がほとんど受け取れなくなってしまうので、要注意です。
短期払いか終身払いか
追加として終身保険の保険料の支払方法について触れておきます。
「短期払い」と「終身払い」の二種類から選べる場合があります。
短期払いは、たとえば60歳までというように、保険料を支払う期間が定まっているもので、保険料は少し高くなります。期間後は支払いがなく保障は一生涯続きます。
終身払いは一生涯続く保障に対して、保険料を一生涯払い続ける方法です。
一回あたりの保険料は短期払いよりも安く済みますが総額で見るととても損する方法です。この場合途中解約による返戻金は減ることとなります。
定期保険と終身保険の違い入るべきか
期間 保険料 解約金
定期 一定期間だけ保障される 更新ごとに上がる なし
終身 終身 一定 あり
定期保険は掛け捨てです。
つまり契約上決まった期間内に死亡という事象が起こらない限り保障はありません。
これなら手数料が安く掛け金も安いネット保険で十分となります。
子供が小さい間だけ例えば15年間とかだけ掛け捨てで入っておくといいですね。
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