ブリューゲル展2018 画家一族 150年の系譜 東京都美術館

16,17世紀のヨーロッパで圧倒的な存在感のピーテル・ブリューゲルは本人だけでなく、

息子2人も孫も画家で一族がフランドルの画風を確立させました。

今回東京都美術館で一族に焦点を当てた美術展が開催されています。


一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1世は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家でした。

この観察眼は、子から孫、ひ孫へと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。

父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた長男のピーテル2世。父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残したヤン1世。そして、ヤン2世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1世の子孫たちが、一族の作風を受け継ぎ、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。
本展は貴重なプライベート・コレクションの作品を中心とした約100点の作品により、ブリューゲル一族と、彼らと関わりのある16、17世紀フランドル絵画の全体像に迫ろうという挑戦的な展示になります。

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みどころは?

画家一族9人の作品が揃い踏み
16世紀フランドル絵画を代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世や、2人の息子、孫、さらにひ孫の世代まで、一族に連なる9人の画家の作品が展示されます。それらを見比べることで一族の全体像が見ることのできる貴重な機会となります。

ほとんどが日本初公開となる貴重なプライベート・コレクション
族の画家たちが生み出した様々なジャンルの作品およそ100点を展示。その多くが、通常観ることのできない貴重なプライベート・コレクションに収められています。そのため、出展される作品のほとんどが日本初公開となります。
一族の得意とした細密描写
今回の出展作品には縦・横30cm未満の比較的小さな作品が多く含まれていますが、いずれも驚くほど細部を描きこんでいます。代々受け継がれた細密な描写は必見です。

 開催情報です

会期 2018年1月23日(火)~4月1日(日)
会場 企画棟 企画展示室
休館日 月曜日、2月13日(火)
※ただし、2月12日(月)は開室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室 金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)

 主な作品は?


父 ピーテルブリューゲル1世の忠実な模写ですね。

父より技術的には勝っている気がします。

弟のヤン1世と息子の共作。これもブリューゲル1世の作風を色濃く残しています。

ブリューゲル1族の特長である、写実性をよく表した昆虫図。

初公開です。

 まとめ

昨年2019年は大ブリューゲル、ピーテル ブリューゲル1世の没後150年の節目でした。もっとも、父ブリューゲルが没した時、長男は5歳、二男は1歳であって、父から直接絵画の手ほどきを受けたわけではありません。

彼らが父の作風を受け継いだのは自らの意思であったと思われます。

その道筋をこの展覧会では確認できるのではないでしょうか。

珍しい機会です。お出かけください。

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