2017プロ野球MVP 丸で正しいのか

今年も両リーグプロ野球最高殊勲選手(MVP)の発表があり、セリーグは優勝した広島の丸選手。パリーグはやはり優勝したソフトバンクのサファテ投手が受賞しました。
日本記録の54セーブを樹立し圧倒的な投球でソフトバンク優勝に貢献したサファテと違い、タイトルは最多安打だけで、印象はあまり強くない丸選手。果たして丸選手はMVPにふさわしかったのか、活躍指標で見てみると意外な結果が分かりました。

 真の活躍がわかる指標WAR

 ところで、選手の活躍度合いでMVPは決まるはずですが、投手と野手では全然指標が違います。
また打撃だけで走塁はまるでだめとか、守備のファインプレーを連発したとかの要素も考慮されなければ不公平です。
そこでメジャーリーグで考案されたのが、勝利に貢献した度合いを指標にしたWARが考え出されました。
WARは、正式名称を「Wins Above Replacement」といいます。

「そのポジションの代替可能選手(リプレイスメント Replacement)に比べてどれだけ勝利数(Win)を上積みしたか」を表す指標です。

代替可能選手とは、3Aから昇格させたり、簡単に獲得できる控えレベルの選手を指します。

計算方法は少しややこしいので、省きますが、要するに勝利への貢献度という基準で、投手、野手問わず、又走塁や守備といった打撃だけでない、幅広い貢献度を表わす指標と思ってください。

 評価基準です

 warの基準をみるとこういう感じです。
6.0以上あればMVP級の活躍ということになります。
評価 fWAR rWAR
MVP 6.0以上 8.0以上
スーパースター 5.0 – 6.0
オールスター 4.0 – 5.0 5.0以上
好選手 3.0 – 4.0
レギュラー 2.0 – 3.0
先発メンバー 1.0 – 2.0 2.0以上
控え 1.0以下 0-2.0
リプレイスメント 0未満 0未満

それではセリーグの上位5選手を見てみましょう。

1位 丸(広島)  war 8.9

2位 菅野(巨人) War 6.8

3位 坂本(巨人) war 6.0

4位 田中(広島) war 5.9

5位 鈴木(広島) War 5.5

なんとその数字は8.9! これはメジャーリーグでぶっちぎりのMVPクラスの活躍をした事を意味します。

打率.308 5位

本塁打23本 8位

打点92  3位

とバランスよく上位にいて、さらに守備走塁でも加点があった事が理由です。

同じ広島内の田中や、鈴木と比べて圧倒する数字なのです。

MVP投票の結果はこうでした
選手名 球団 1位 2位 3位 点数
丸 佳浩 (広) 196 46 16 1134
薮田 和樹 (広) 19 75 61 381
菅野 智之 (巨) 40 39 51 368
鈴木 誠也 (広) 14 58 37 281
田中 広輔 (広) 8 25 43 158

ほぼWARの通りで、日本でも指標は同じようです。

広島の薮田選手もランクインしています。

まとめ

地味な印象の丸選手ですが、調べてみるとその成績は素晴らしいものでした。

そして、田中選手、薮田選手、鈴木選手と上位の成績を収めた選手が多かった事でも、広島の強さがわかります。

広島には他に菊池選手もいます。まだまだ皆若い事を考えると来年も広島優位は動かないでしょうね。

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