美術館への疑問 よくある質問にお答えします。

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最近美術館が熱いです。

今年は国宝展はじめ、運慶展や、北斎展など人気を集めた展覧会が行われました。

勿論開かれているのは美術館です。

しかし、美術館の楽しみ方はこのような企画された展覧会だけではありません。

来館者もちらほらとしかいないような展示室でゆっくりと絵や彫刻を楽しむ、そんな時間と空間はとても贅沢なものです。

でも疑問に思う事も沢山あります。誰に聞いたらいいかわかりませんね。

美術館をもっと身近にするために、これらの疑問を取り上げて見たいと思います。

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 Q 展示作品は全部本物?

A 国立西洋美術館にはロダンの彫刻がたくさんありますが、これらはすべて本物です。

ただ、外気にそのままさらしたのでは雨や排気ガスなどによって木津付きますので、表面を守るために塗装しています。

だから、銅の錆びた緑青が見えません。また地肌の色が黒っぽいわけです。

 Q 海外から作品を借りると使用料がかかりますか?

A 原則的には払いませんが、実際には何らかの費用を負担することが多くなっています。

作品を移動するわけですから、貸し出す側は、状態が悪いときちんと修復して、作品を完全な状態にしてからでないと出せないと考えます。

そいうう場合、修復費用については借りる側が払う事があるのです。

 Q 絵の額縁は変えることがある?

A 変えることはありません。

絵を生かすも殺すも、額縁次第。額縁は非常に大切な作品の」要素です。

私たちは、普段、額縁など見ていないようですが、気づかないうちに目に入ってきています。したがって、いつもと違う額縁をつけてしまうと、女性が髪型を変えたような感じになってしまいます。

 Q 国宝と重要文化財はどこが違う?

A 決定的な差があるわけではありません。

ですから、重要文化財のなかにもきわめて国宝に近いものもあるし、国宝の中にも重要文化財に下ろしてもいいんじゃないか、というものもあります。

誰かが大きな声で「いい」というから国宝になった、というものもあるかもしれません。

 Q 古い作品の修復は、どの程度までする?

A 最終的には修復師のセンスです。

修復に作業は、大きく2つに分けられます。

ひとつには”洗う”。

つまり、表面のニスが劣化して茶色くなっているのを剥ぎ取るというもの。

もうひとつは、絵の具がはがれたりいているのを、全体に悪影響を及ぼさないように

”補う”もの。

絵の具が浮き上がっているところなどは、くっつけます。

修復では、洗浄をどこまでやるか、どこでストップするかが、たいへん難しい問題です。

たとえば、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の壁画の修復では、黒くくすんでいたものが、とても鮮やかになりました。

しかし、鮮やかにすればするほど、50年、100年たつとまた黒くなりますから、さらに洗わねばなりません。

そうするとどんどん色の層がうすくなってしまいます。

ダビンチの最後の晩餐のようになってしますのです。

どこまで修復するかを決めるのは、最終的には修復師のセンスと言ってよいでしょう。

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 Q 照明はだれが調節しているんですか?

A 主に美術館の担当者です。

東京国立博物館のような大きな施設では、照明を専門にする担当者がいますが、最近はデザイン会社などに照明の専門家がいるので、そういう人たちと相談しながら調整する場合があります。

鑑賞者にとっては自然光に近いほうが作品は見やすいものです。

ところが、自然光には赤外線などが入っていて絵には悪い。

そこで、自然光に近い人工校で、しかも熱を持たないものを使う事になります。

照明によっては、絵が良くみえなくなるという失敗もあります。

光源が鑑賞者の目に入るとまぶしいので、光源はできるだけ遠くに話した方がいいのでうが、光源を上方の遠くに置くと、額縁の出っ張りが作品に影を落としてしますことがあるのです。

照明の調整はなかなか難しいものです。

 まとめ

まだまだ疑問は尽きません。美術館の事がわかると訪れるのが楽しくなります。

また稿を改めて取り上げたいと思います。

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